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1月22日 野鳥撮り

下で旦那が書いていますが私もおもうことがあって・・(同じ内容になってしまいますが)。

私はカメラはやってません。
フィールドに出る時は純粋にバードウォッチング&フィールドウォッチングが目的です。
それともう一つ。そのフィールドで出会う方々とのおしゃべりも楽しみの一つです。

旦那がカメラを持って歩くので同じようにカメラを持っている方々がよく声をかけてくださいます。そこでいろいろお話できるのはとても楽しいのですが・・。

やはり、写真を撮るために餌を用意する方って多いんです。
冬場は鳥の餌も少なくなるために、鳥たちも餌探しにはきっと苦労をしています。
餌をもらえるのは鳥にとってもありがたいのでしょうが・・。

私も旦那と同じように「写真を撮るために」餌を与えるという行為には賛成できません。
冬場の野鳥保護のために自分の庭に餌や水を用意するというのは賛成です。

下にUPされてるルリビタキは人を見るとえさが貰えるとばかりに出てきます。
初めてこのルリビタキをそばで見れたときはそれはそれは嬉しかったです。
こんなきれいな野鳥が双眼鏡なしで見られるのですから。

でもだんだん「ほら、こうして芸をしますからご飯をください」と言って同じところをグルグルまわっているように見えてきたのです。

そう感じてから鳥の写真を撮るためにじっとチャンスを待っている人たち(けっこうグループを組んでいるんです)の会話が気になってきました。
本当に多いんです、写真を撮るために餌を撒く人、自分の撮りたい写真のためなら大きな音をだして無理に飛ばす人、ターゲットにしていない鳥を追い払う人・・。そしてそれを自慢げに話す人。

ベンチで腰をかけていた時に「ガンガン」という何かを叩く音が聞こえてきた時にはビックリしました。「カワウを飛ばせばオオタカがそれを狙って飛び立つかな」とか言って竹箒で壁を叩いていたのです。カワウはもちろん飛び立っていってしまいました。
オオタカは動きません。結局カワウを脅かしただけです。
「鳥たちが安心して過ごせ、その様子を『観察』することができる」ように作られたバードサンクチュアリでの行為でした。

自然を破壊する動物は恐らく私たち人間だけでしょう。
それを肝に命じつつフィールドに出る時は私たちが自然の中に「お邪魔する」という気持ちを忘れずにいたいと思います。
by tt_tochiko | 2005-01-22 20:36 | 徒然なるままに
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